昨昨年苗を買って育った2本の紫根を植え替えるために掘り上げて
紫根を甘草と同じ用に同じところに植えました。
昨年この方法で甘草を植えたところ生長が良かったので
今年は紫紺を同じように植えました。
写真の前の2本が紫根で後ろが甘草です。
薬草は日本では不足気味で甘草はいろいろなところに使われて重要な薬草です。
紫紺は日本原産で絶滅危惧種です。
人工的に作らなければならないので昨年から作り始めました。
庭のあちらこちらで小松菜やターサイ・かき菜のつぼみが出て花が咲いているので
花を摘み,湯がいて胡麻和えやおひたしにして食べています。
少しほろ苦くおいしいです。
いつもの年は花の時期にアブラムシが付くので早い時期にしか食べられませんが
今年はアブラムシがなぜかいません。
お彼岸を過ぎたころから甘草の芽が白く大きくなるので
根が活動を始める前に地植の苗とり用の甘草から
ストロンを取って苗にしようと掘り上げました。
掘り上げてみると根が大きくなり
ストロンが伸びて土に深くもぐって切れてしまいました。
甘草を畑に地植えすると掘り上げるのが大変なので
別の場所にプラ板を敷きストロンを次回からとりやすくしました。
甘草は種からの発芽よりストロンを利用する方法が簡単なので
苗とり用を地植えにしていました。
その大きな根を切ってスリムにして移植しました。
切り取った芽のない根も植えましたが発芽を期待しています。
そして切り取った残りの根をお茶にしてみようと思います。
甘草は薬品以外に甘味料などに多く使われているので、
成分量が多く太い重量があるものを短期間で栽培できるとよいと思い
毎年少しずつ工夫をして栽培しています。