よもやま植物日記

育種チャレンジャー

在来種の種から新野菜


自家採種の野菜の種ができてきました。
この野菜は育成者権のない在来種の小松菜とターサイにカキナの種を
秋に混ぜ合わせて播きま5月~6月に新しい種を採取することを繰り返します。
何年かすると自然交配で新しい野菜ができ、その中から良い二株をセットにして
芯が出る前の2月に不織布の袋をかぶせて外から花粉が入らないようにして種を取ります。アブラナ科の野菜は一株では受粉しないそうなので二株セットで
不織布をかぶせて三回目ほどになりました。
在来種の種を守らなければ新しい野菜はできません。
販売されている多くの種は〇〇交配・F1など記されていて、
その種を採取しても同一の野菜にならないので在来種は重要です。


   12月約30㎝程の大きさ2株の袋栽培



      

        不織布の袋をかけたところ


    

         採種前の種の様子

種から発芽した小さなミカンの木


ミカンの花が白くなりました。
花が咲くと夏の香りがし、ミカンが黄色くなると味覚の冬になります。
そのミカンの中に種が2つ入っていたので
昨年の春に土に埋めておくと芽が出て数枚の葉をつけました。
冬に葉が枯れましたが1本は新芽が出て成長が楽しみです。





甘草の自己流植え付け

甘草はプラグ苗や種で育てようとするとわたくしには難しいので
地下茎を苗として使うと比較的簡単に育ちます。
植え付けて地下茎を太らせるためにシートを丸めて
新芽を上にしてカットしたところを下にして植えます。







  今日の甘草